ConoHa(KVM、IPv4/IPv6)
美雲このはやあんずでキャラクター先行!?のVPSだが、分単位での課金なのでテストなどにも向いているし、そのまま本番環境にしてしまってもいいサービス。回線速度もサーバー速度も速く、リージョンも日本だけでなく海外にも展開しているのでBCPという意味でもおすすめ。
お名前VPS(KVM、IPv4/IPv6)
後発のVPSだけにサービスがこなれていて、回線速度もサーバー速度も速いが、運用面やセキュリティ面での不安が残る。いずれ慣れてくれば解消するだろうが、何らかのトラブルやデータロスト(喪失)については一定期間の考慮は必要だろう。
さくらのVPS(KVM、IPv4/IPv6*)
VPSサービスの価格破壊のリーディングカンパニーだが、VPSサーバーの高負荷や、さらにはデータを一部喪失するという前科あり。昔はこんなことはなかったのだが、システムに使用する機器などの検証を怠っていたのか!? ただしこれら過去の経験から、今後の運用は安定してくるものと思われる。
RamNode(KVM、IPv4/IPv6)
北アメリカとヨーロッパに複数の拠点がある。シアトル(西海岸)・アトランタ(中央)・ニューヨーク(東海岸)・オランダ等にデータセンターがあり、DDoS対応もばっちりで、海外をターゲットとしたコンテンツを展開するのにおすすめ。日本にはデータセンターがない。
プライベートVPS(KVM、IPv4/IPv6)
さくらのVPSのほか、有名なファーストサーバー事件などもあり、VPSだから安心という変な都市伝説は完全に誤った情報として認識されたいま、データの保全を自社できちんと行いつつ、本来のVPSの利点を享受するために、自社にて(もしくは自社専用の)VPSサーバーを保有し運用するという企業もでてきた。
最近はIPv4/IPv6に対応したVPSが国内、海外ともに増えてきたが、将来のサービスを考えたときにはIPv6対応は必須と思います。さらに、サービスの継続性を検討せず、むやみやたらと安価なVPSを契約して数ヵ月後にデータもろともサービス消失、というようなことが発生しないようにしなければなりません。
現在のIT業界は過度な低価格競争になっていますので、上記のサービスもいつなくなるか判りませんので、よくご検討のうえご選択下さい。